韓国のモデルハウス（アパート分譲）

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韓国の34坪のモデルハウス

モデルハウス内部は写真撮影禁止のため、建設会社ホームページの写真を掲載します。 これは4LDKですが、矢印が指している壁は耐力壁ではないので後にリフォームで取り払い2つの部屋を統合し3LDKにすることができます。もちろん、分譲時に3LDKで申請することも可能です。（分譲後に建築工事開始）

赤く表示した部分はベランダです。韓国のベランダはコンクリート壁と天井、窓で囲まれた屋内空間になっています。よって、外側の窓を閉めれば雨天でも洗濯物が濡れる心配はありません。

では、次の２つの図面を比べて見て下さい。 基本型と拡張型の2種類がありますが、拡張型とは、基本型のベランダの一部をなくしてその分部屋を広くしたものです。アパート分譲の契約段階で追加費用を払うと拡張型に変更できます。多くの韓国人は拡張タイプを選択するようです。

昔はこのような方式がなかったので、建設後に所有者がリフォーム工事をして拡張するケースが見られましたが、ベランダと部屋の間の壁を取り払うこの行為は違法行為です。

【浴室・トイレ】
韓国のアパートは浴室に便器があります。34坪の場合、1世帯に浴室&トイレが2ヶ所あるのが一般的で、一方は玄関付近に、一方は夫婦寝室にあるケースが多いようです。 夫婦寝室側の浴室・トイレにはシャワー設備だけで浴槽がないことが多いです。

【リビング・ダイニング】 【夫婦寝室・キッチン】

分譲会場の前で待っている人たちは誰？

モデルハウス（アパート分譲会場）の前にはいつも不動産屋が集まっています。

アパート購入者を探す不動産業者

韓国には不動産投資用としてアパートを購入し、物件価格が上がった時に売却し利益を得る人が結構います。モデルハウス（分譲会場）前にいるのは、分譲に当選した投資家と抽選に漏れて購入できなかったけれどどうしてもその物件がほしい人を仲介し手数料を取ろうとする不動産業者がほとんどです。

まだ分譲の抽選が終わってない時期は誰が物件を購入するか分からないので、不動産業者はモデルハウス訪問客に手あたり次第に名刺を配ります。

他の物件を紹介しようとする業者

モデルハウスの前には全く別の物件を紹介しようとする業者もいっぱいいます。例えば、住居用アパートの分譲会場なのに「お客さん、いいテナントがありますよ。ちょっとお時間よろしいですか？」と商業用物件の営業をかけてきたり、「投資目的ですか？あなたの住居用ですか？」と尋ねた後にお客さんの答えに応じて別の物件を紹介して来たりします。

いつも派手なキャンペーンがある

宣伝に必要なキャンペーン

韓国のモデルハウス（アパート分譲会場）はテレビ、自転車、炊飯器、冷蔵庫などの豪華景品が当たるキャンペーンをします。

余すことなく分譲するのがキャンペーンの目的の1つですが、もう1つは「〇〇アパート分譲会場の初日訪問客が何人！」といった情報を大々的にメディアに流し宣伝するためです。そのためオープン初日は「先着200様にインスタントラーメン1ボックスプレゼント」のようなキャンペーンが追加されることもあります。

抽選は当選確率が高い

通常は分譲会場の訪問客全員にキャンペーン抽選券が配られるので、氏名、電話番号、簡単な居住地情報を記入して応募箱に入れます。たまにアパート購入の契約者のみイベント対象の場合もあります。

キャンペーン抽選日に公開抽選で当選者が決まります。この時、現場に本人がいないと当選しても対象外になるので当選確率が非常に高くなります。私は一度ドライヤーが当たったことがあります。 [日韓交流] 韓国人と交流しませんか？