韓国に住む外国人の身分証明書「外国人登録証」
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?
外国人登録証って何?
外国人登録証の話の前に、まずはビザ(査証)の話から…。
ご存知の方も多いとは思いますが、日本人パスポートさえあればビザなしで韓国旅行ができます。 ビザとは何か?
ニュースで「不法滞在者を逮捕」、「不法滞在者の摘発」などの言葉を聞くことがあります。「ビザを持たずに滞在している外国人」や「滞在期限切れのビザで滞在している外国人」を不法滞在者と言い、韓国の場合はビザなしで90日まで滞在できますが、91日目からは不法滞在者となってしまいます。つまり、最大90日までは問題なく旅行できるわけですね。
それに対して、留学や就業、ワーキングホリデーなどの長期滞在者は、韓国に入国の際に「留学ビザ」や「就学ビザ」など滞在目的に応じたビザが必要で、ビザの種類によって滞在可能な期間も異なります。
例えば、ワーキングホリデーに必要な「観光就労ビザ(H-1)」は1年、大学や大学院への留学に必要な「留学ビザ(D-2)」は2年が滞在期間の上限なので、期限が切れる前に帰国したりビザの期限の延長手続きをしたりしなければなりません。
ビザはパスポートにスタンプを押したりシールを貼ったりする形で発給してもらうので、パスポートを提示すれば「ビザの有無」や「ビザの滞在期限」を証明できるのですが、長期滞在する外国人たちが日々パスポートを身分証明書として持ち歩くわけにもいきませんよね。そこで、「外国人登録証」の出番です。 外国人登録証は身分証明書
ビザを取得して来韓した外国人は、決められた期間内に出入国管理事務所に出向き外国人登録証を申請し発給してもらいます。
この「外国人登録証」、表には氏名、外国人登録番号、性別、国籍、ビザの種類、裏には住所や滞在期限などが記載されています。例えば、写真の外国人登録証の場合、「결혼이민(F-6)」とハングルで記載されています。これは「結婚移民(F-6)」、通称「結婚ビザ」ですね。
「外国人登録証」は役所、銀行、不動産、携帯電話などの手続き時、何かの会員登録時など本人確認が必要な状況で提示することが多々あります。
外出時は必ず携帯しなければなりませんし、引越しすれば出入国管理事務所で住所変更の手続きをしなければなりません。ビザの滞在期限が切れる前に更新手続きも必要です。パスポートの有効期限が切れて更新したときもパスポート番号が変わるので届け出が必要です。
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