韓国で妻が夫を呼ぶ言葉 - 呼称
[KPOP歌詞ルビ] リクエスト可能
韓国で妻が夫を呼ぶ時に使える適切な言葉は「タンシン(당신/堂身)」と「ヨボ(여보)」です。どんな呼称がよいのか悩んでるのならばこの二つの単語をお勧めします。
この記事は「私の夫が・・・」のような表現で「夫」を指す言葉(指示語)の説明ではなく妻が夫を呼ぶ時に使う呼称についての説明です。「韓国で夫を指す言葉 - 指示語」の記事は➔ こちら オッパ(오빠)
オッパは「お兄さん・お兄ちゃん」という意味の韓国語です。韓国では血が繋がった年上の男の兄弟ではなくても年上の親しい男を「お兄さん」と呼びます。
そして、恋愛関係においても使われます。彼女より彼氏が年上の場合、彼女が彼氏のことをオッパと呼ぶケースが多いです。その習慣で、結婚後も呼び方を変えることができず夫をオッパと呼び続けている妻がいます。
良識のある家ならば両親や義父母から訂正されるとは思いますが…。できれば正しい呼び方をするのがよいと思います。 ~アッパ(~아빠)
子供ができると生活がすべて子供中心になります。呼び方も例外ではありません。夫も、妻も呼び方が変わる家が多いです。子供の名前を付けて、夫は妻を「~のママ」という意味として「~オンマ」と呼び、妻は夫を「~のパパ」という意味として「~アッパ」と呼びます。
ちなみに「~アッパ」は呼称としても指示語としても使える単語です。
ここからは妻と夫が両方がお互いに使える呼称です。
チャギ(자기)
韓国のドラマや映画ではチャギという表現を使う夫婦やカップルが頻繁に出てきますが、正しいしい使い方ではありません。
「チャギ(자기)」は呼び方ではなく「自分が言ったくせに(자기가 말해 놓구서는)」の「自分」に当たる意味の代名詞なので正しい韓国語を使うるためには使わない方がいいですが、あまりにも使っている若者が多いのも事実なのでいつか辞書に登載される日が来るかも知れません。 タンシン(당신/堂身)
タンシンは漢字語「堂身」のハングル表記で、「私の体と変わらないもの、同じもの」という意味で、「あなた」と同じ意味ですが尊重の意味を込めています。
「ヨボ(여보)」と同じく夫婦がお互いに使える言葉です。 ヨボ(여보)
「女房」と発音が似ていますが、「ヨボ(여보)」は「女房」とまったく関係ないハングルです。
電話の際、日本語では「もしもし」と言い、韓国では「여보세요」と言います。この「여보세요(もしもし/ヨボセヨ)」は「여기를 보세요(ここを見て下さい/ヨギルルポセヨ)」つまり「ここに注目して下さい」という語源を持っています。
その「여보세요」の「여보」はお年寄りが普通に人を呼ぶ時に使う言葉としても使われていました。例えば街中で道を聞くため見知ぬ人を呼び止める、「여보」または「여보게」と話しかけます。
それが夫婦の間でお互いを呼ぶ言葉になったのですが、それにも訳があります。近代韓国はほとんどの結婚がお見合いでした。結婚はしても新婚の時2人はまるで他人のような状態で互いに親しい呼び方で呼ぶことができず、まるで街で道を聞く時のように「ヨボ(여보)」と話しかけたのがその始まりです。
夫婦がお互いに使える基本的な呼び方です。 ~シ(~씨/~氏)
下の名前に「シ(씨)」を付けて呼ぶ方法です。日本語でのニュアンスは「~氏」ではなく「~さん」です。
韓国で「シ」を付けると距離感を感じるので一般的ではありませんが、結婚前はお互いこんな風に呼び合うカップルもいます。そして結婚初期、お互いが親しくなって結婚生活に慣れるまではこんな呼び方も問題はありませんが、親から直すよう言われるかもしれません。
皆さんの応援をお待ちしております。皆さんの「いいね」と「ツイート」はい大変励みになります。
[KPOP歌詞ルビ] リクエスト可能#韓国 #呼称 #オッパ #チャギ #タンシン #ヨボ #~オンマ #~アッパ #오빠 #자기 #당신 #여보 #아무개엄마 #아무개아빠