【あて名書き(ローマ字)】日本の住所・氏名をローマ字で表記する方法は?国際郵便のあて名書き
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?
皆さん、普段住所をローマ字で書くことってあまりないですよね。けれども、ある日突然国際郵便を出すことになって改めて書こうとするとちょっと戸惑うこともあるのではないでしょうか?
何か国際郵便独自の決まりがあるんじゃ?正しく書かなきゃ届かないのでは?などと不安がよぎります。
そこではじめての方にも分りやすいように交際郵便のきまりに沿って具体例を挙げながら日本の住所をローマ字で書く方法を解説したいと思います。
氏名の表記方法と敬称
国際郵便のあて名書きの氏名は、日本人、外国人ともに「名前→姓」の順で書きます。氏名ともに頭文字を大文字で書きましょう。 日本人の名前の表記例
- しょうの じろう → Jiro Shono
- まつだ しずか → Shizuka Matsuda
- ふじた ちか → Chika Fujita
受取人の氏名の前には日本語の「様」に相当する英語の敬称をつけます。 英語の敬称の種類
- Mr.(ミスター):男性
- Mrs.(ミィシィズ):既婚女性
- Miss(ミス):未婚女性
※Missには(.)ピリオドをつけません - Ms.(ミズ):既婚・未婚が不明な女性
最近では女性を未婚・既婚で区別することが少なくなっているので、相手が女性の場合は「Ms.」を使用するのがよいと思います。 敬称+名前+姓
- 男性:Mr. John Smith(Mr. ジョン・スミス)
- 女性:Ms. Mary Smith(Ms. メリー・スミス)
親しい間柄や何度もメールのやり取りをしている間柄なら敬称を省いてもかまいません。また、夫婦に宛てる場合は次のように表記します。 夫婦宛の場合
- 【親しい場合】
- John & mary Smith(夫の名前+妻の名前+姓)
- 【フォーマルな場合】
- Mr. & Mrs. John Smith(Mr. & Mrs. +夫のフルネーム)
日本の住所のローマ字表記例
原則、順番は後ろから
国際郵便において住所を英語(ローマ字)で書くときは、「建物の名前→番地→町村名→市区郡名→都道府県名」のように後ろから書いていくという原則があり、それに従って表記すると次のようになります。
日本の住所を後ろから書く場合
- 東京都 千代田区 霞が関 2丁目 3-2 グリーンハイツ203号室
- Green Heights 203, 3-2, Kasumigaseki 2-chome, Chiyoda-ku, Tokyo
- 兵庫県 姫路市 花咲台 1丁目 13-1 太陽ビル6F
- Taiyo Bldg.6F,
- 13-1, Hanasaki-dai 1-chome, Himeji, Hyogo
- 以下のように「大字」や「字」がある場合は省略してもよい
- 埼玉県 川口市 大字 石神976
- 976, Ishigami, Kawaguchi, Saitama
- 福島県 喜多方市 字 長面3026-1
- 3026-1, Nagaomote, Kitakata, Fukushima
ところが、日本の住所を書く場合はこの原則に従わず前から書いていってもかまいません。(※理由は➔ こちら)
前から書く例
- 東京都 千代田区 霞が関 2丁目 3-2 グリーンハイツ203号室
- Tokyo, Chiyoda-ku, Kasumigaseki 2-chome, 3-2, Green Heights 203
また、次のように住所部分のみ漢字で書いても構いません(氏名と国名はローマ字)。(※理由はこちら)
ただし、受取人が日本語に長けてない場合は配慮が必要です。受取人が返信のあて名書きをする際に日本の住所が書き写せず困るからです。 「ken」「hu」などの表記は省略
通常「〇〇県」の「ken」は省略します。また「〇〇市」の「-shi」「city」も省略してかまいません。 - 〇〇県 → 〇〇 ※県や府などの表記は省略
(例:大阪 → Osaka 愛知県 → Aichi) - 〇〇区 → 〇〇-ku
- 〇〇市 → 〇〇-shiまたは〇〇
- 〇〇郡 → 〇〇-gun
- 〇〇町 → 〇〇-cho
- 〇丁目 → 〇〇-chome
- 〇〇村 → 〇〇-mura
- 字 → azaまたは省略
- 大 字 → oazaまたは省略
長母音は省略するのが一般的
大阪、京都、兵庫など長母音が入る地名があります。このような地名をローマ字表記する際には長母音を省略して表記するのが一般的です。 - 大阪(おーさか) → Osaka
- 京都(きょーと) → Kyoto
- 兵庫(ひょーご) → Hyogo
- 神戸(こーべ) → Kobe
外来語を無理に英語にしなくてもよい
マンションやアパート名で外来語のものがあります。例えば「アヴニール」とカタカナで書かたマンションがある場合、「avenir(フランス語)」より「avuniru(ローマ字)」とした方が無難です。配達員が読めなければ意味がないので…。
その意味で「メゾン」「コーポ」「ハイツ」「ビル」なども日本語で書いてかまいません。日本国内の住所は日本の配達員が理解できれば問題ないからです。 - メゾン:maison ⇔ Mezon
- コーポ:corporate house ⇔ Copo
- ハイツ:heights ⇔ Haitsu
- ビル:building(Bldg.) ⇔ Biru
- アパート:apart(Apt.) ⇔ Apato
国名は大文字で
国際郵便では、国名をJAPAN, KOREA, U.S.Aのように大文字で書くように定められています。小文字で書いたからと言って届かないことはないですが、おそらく配達に携わる方たちがパっと見てすぐ認識しやすくすることが目的ではないかと思います。
ささいなことかもしれませんが郵便局の方々に気持ちよく仕事をしてもらうためにも意識したいものです。 国際電話番号の表記例
国際電話の表記には電話番号の頭に国番号(国の識別番号)を付けます。日本の国番号は+81、韓国の国番号は+82で、固定電話か携帯電話かに関係なく国番号の直後に0が来るときは0を省略します。
この+は「この数字は国番号だ」と分かるようにした目印、つまり+が付いている電話番号は国際電話番号と理解できます。 国際電話番号の表記例
- 【日本(東京)】
- 03-××××-××××
- +81-3-××××-××××
※国番号の直後の0は省略する
- 【韓国(
- 携帯番号)】
- 010-××××-××××
- +82-10-××××-××××
※国番号の直後の0は省略する
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