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井之頭さんがいよいよ韓国に来ました！

掲載 : 2018.6.22

更新 : 2018.11.2

ドラマ「孤独のグルメ」シーズン7（9話・韓国編）は韓国の庶民的な食堂で遭遇する「納豆チゲ」と「ビビンバ」の食べ方を分かりやすく表現しましたが、これだけはちょっとだけ気を付けた方が良いと思う部分を韓国人の目線で補足します。

ごま油とコチュジャン

赤丸の中にある蓋つきのこげ茶色の陶器にコチュジャン、赤いキャップのプラボトルにごま油<br />ドラマ「孤独のグルメ」

赤丸の中にある蓋つきのこげ茶色の陶器にコチュジャン、赤いキャップのプラボトルにごま油
ドラマ「孤独のグルメ」

「ごま油」がなくても「コチュジャン」さえあればビビンバは食べられますが、店でビビンバメニューを注文するとごま油は基本的にはじめからかけられています。

しかし、このドラマでは「納豆チゲ」を注文し、自分の好みで勝手にビビンバを作って食べる状況なので、自分で味付けをしなければなりません。このような時には皆さんは「ごま油」と「コチュジャン」がテーブル脇に置かれていないか探し、自分で入れるのを忘れないで下さい。ない場合は店員さんに頼んでも問題ありません。

刻んで入れた唐辛子について

これでご飯が食べられなくなる可能性もある

韓国人ならばこのように唐辛子を食用ばさみでチョキチョキ刻んで入れる食べ方をしてもおかしくはありませんが、入れない人もいます。なぜだと思いますか？

唐辛子って結構辛い物も多いんですね。よほどの辛党でない限りこんな風に唐辛子を入れると食べられなくなる日本人がほとんどだと思います。だって、「コチュジャン」混ぜる時点で既に辛くなるんですから。これは本当に気を付けて下さい。

ちなみに韓国人に「これ辛いですが？」と聞くのはあまり意味がないです。辛さの基準が違うので日本人には辛いレベルでも「辛くない」という答えが返ってきますよ。あえて言うなら、「私は日本人なので辛い物は食べられません。辛くないようにして下さい」と言ってはじめて、日本人基準で物事を考えてくれます。

刻み海苔について

刻み海苔がビビンバをよりおいしくする
ドラマ「孤独のグルメ」

ドラマでは刻み海苔が出ましたが、たまに角形の海苔が出てきます。そのときは、自分で刻むしかありません。ハサミで細く切ってのせましょう。

また、出されたおかずが本来ビビンバの材料ではない場合でも、あえて出されたおかずを活用して勝手にビビンバにして食べる韓国人もいます。その時は、間に合わせに一般的な韓国海苔（塩付き）をハサミで細切りして食べます。(通常、ビビンバ用の刻み海苔には塩がかかっていません。)

レタスで巻いて食べる時に入れる味噌の量

味噌をのせすぎ
ドラマ「孤独のグルメ」

ドラマではレタスの上に「ビビンバ」と「味噌」を乗せて巻いて食べる場面があります。韓国では今も手作り味噌を食べている人が多く、その種類や作った人によって塩分濃度はそれぞれ違います。

にもかかわらず、ドラマで主人公が入れたのは相当な量でした。韓国人は直径3mm～5mm程度をちょこっと入れる程度です。皆さんは主人公のようにたっぷりつけないように！入れる前に味見して塩加減をはかってみることをおすすめします。