韓国のおでんはどんな味?
[日韓交流] 韓国人と交流しませんか?
韓国にもおでんがある?
韓国には元々おでんというものがありませんでした。韓国のおでんの起源は日本のおでんです。ただし、日韓のおでんには大きな違いがあります。韓国のおでんには日本では定番のゆで卵やジャガイモ、こんにゃく、牛すじ串、大根、豆腐などは入っていないんです。上の写真からも分かるように練り物中心の具材なんですね。最近日本の食べ物が流行り出してからは巾着を売っているとこもありますが、多くはないですね。また、韓国のおでんには唐辛子でピリ辛に味付けされたものも多いです。 韓国でのおでんの呼び方
おでんの正しい韓国式表現は「オムッ(어묵)」です。
「オムッ(어묵)」の「オ(어)」は「魚」という漢字を韓国語で読んだときの発音です。「ムッ(묵)」は日本のところてんやこんにゃくに似た韓国の食べ物の名前です。
しかし、植民地時代の影響で「おでん」という名前をそのまま使っている人がまだ多いので、おでんで通じます。 80年代までの韓国のおでん
トッポッキと共に韓国人の人気屋台メニューのおでん。私が小学生の時(1980年代)にはどちらも1つ10ウォン(約1円)で食べることができました。習い事の帰り道、毎日50ウォン(約5円)分、100ウォン(約10円)分を食べるのが楽しみでした。当時はおでんもトッポッキも1つが大人の指一本くらいのサイズでしたが、今はもっと大きなものも販売され値段もとても高くなりました。 90年代からの変化

釜山のおでん専門会社のホームページ
おでんはプサンが有名
昔は細長かったおでん、今は平たく大きなものも販売され、価格も高くなりました。このあたりから大人の間食としても人気が高くなり「釜山おでん(プサンおでん/부산오뎅)」のようなチェーン店もできました。ちなみに、韓国では「釜山おでん」が有名です。植民地時代に日本人が釜山でおでんを生産するため工場を多数建てたのが「釜山おでん」の始まりです。
現在のおでん
最近は美味しいおでん、高級化したおでんが韓国人に人気です。
有機農材料と天然調味料だけを使って当日の朝に作った新鮮なおでんを販売するおでん専門店が多くの百貨店に入店しています。
また、以前は形がちがえど全て同じ味でしたが、百貨店やおでん専門店で売れているおでんは唐辛子をいれた辛いもの、若者に人気のチーズを入れたものなど種類が豊富です。(それでも、全て練り物ですが…。)
「韓国に来てまでおでん?」と思う日本人もいるかもしれませんが、韓国式にアレンジされたおでんを食べてみるのもきっと面白い経験になると思います。
韓国で味わえる韓国式おでん
韓国ではとても辛い唐辛子をテンチョと呼んでいます。「テンチョ海苔巻きおでん」のように「テンチョ」という単語が入っているのは結構辛いので注意が必要です。
百貨店で購入すると串を取り食べやすく切ってもらえるのでフォークかフォーク代用の串で食べます。写真のものは見た目に分かりにくいのですが野菜入りおでんとピリ辛おでんに2種類です。 百貨店、おでん専門店のおでんの特徴
- 値段が高い
1個2,000ウォン(約200円)~4,000ウォン(約400円)
(従来は1個500ウォン(約50円)~1,000ウォン(約100円)程度) - 味付き
醤油なしでも食べられる
(もともとは醤油と一緒に食べるのが一般的) - 種類が多い
皆さんの応援をお待ちしております。皆さんの「いいね」と「ツイート」はい大変励みになります。
[日韓交流] 韓国人と交流しませんか?#韓国のおでん #違い #日本のおでん #具 #屋台 #グルメ #韓国の食堂 #韓国の百貨店 #フードコート
➔ | ペッパン(백반・白飯) - 韓国人の会社員人気一位のメニューへ進む | ➔ |