韓国映画でのビリヤード
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「タチャ イカサマ師(映画)」、「シグナル(ドラマ)」など韓国の映画やドラマではビリヤードでの格闘場面が続々出てきます。どうしてよりによってビリヤードなんでしょう?
韓国人がビリヤードに対して持っている印象
典型的な韓国映画、ドラマでのビリヤード場面はこのように描かれます。
タバコを吸っている
全国のビリヤードが禁煙区域に指定されるまでタバコを吸っている人がいっぱいいました。2012年からビリヤードが禁煙区域に指定されると予告が有りましたが実際には5年後の2017年になってからです。そのため以前は女性やたばこが好きではない人々にとってビリヤードは行きにくい場所でした。
ジャージャー麺を食べている
ビリヤードに夢中になるとご飯を食べる時間すらもったいないようです。ビリヤードしながら出前のジャージャー麺を食べる人が多くて、韓国のビリヤード場面ではジャージャー麺を食べている主人公や脇役がよく移ります。
不良やチンピラが集まっている
過去ビリヤードは大人の目を意識せずタバコが吸えてお酒も飲めてギャンブル(賭け)ができる場所で不良の学生には最高の場所でした。
韓国人がビリヤードに対して位の印象が悪い理由
私が高校生だった1990年代まで韓国は未成年者のビリヤード出入りが法律として禁じられていました。タバコを吸う人だらけで賭け・ギャンブルする人が多くて頻繁に喧嘩が起こる場所だったからです。そのため大人でもビリヤードに頻繁に出入りする人が好い目で見られることは無かったし、実際にそういう人の中ではギャンブルビリヤードで莫大なお金を飛ばした人も多かったです。
結局そういう理由でビリヤードは犯罪者、ろくでない大人、チンピラまたは不良の学生が集まる場所の代名詞になった訳です。韓国の映画やドラマでは犯人捜しに刑事がまずいく場所がビリヤードなのはこういう理由です。
2000年代以降のビリヤード
2000年代以前はビリヤードは学生が行ってはいけない場所でした。しかし不良の子らはビリヤードをアジトのように使うことが良くありました。そのため先生は定期的ビリヤードを回りながらビリヤードを出入りしていてる学生がいないか偵察しました。
そのような雰囲気と認識が一変したのが2000年代に入りビリヤードがスポーツとして認められるようになり学校での特技スポーツの1つとして指定され、学生の出入りが許されたからです。
しかし、数十年間韓国国民がビリヤードに対して持っていた悪い印象はそう簡単には変わらないようです。今でも韓国の犯罪関連映画やドラマでは常連のように映っていて時代が2000年以前を背景にしているのならばもっとも高い確率でビリヤードが出てきます。
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