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どうして韓国の映画では銃器使用の場面が少ないのか?

掲載 : 2018.5.8
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?

韓国で暴力団体の銃撃戦はない

映画で銃器使用場面が少ないのは現実に韓国で暴力団体の銃撃戦事件がないからです。

逆に日本で過去にあったヤクザ同志の打ち合い事件を接したり、「龍が如く」のようなゲームで頻繁に銃撃戦や銃器を持っているヤクザを見ると「日本のヤクザは普通に銃を持っているんだ」と思い、不思議に感じてしまいます。

韓国で銃が出回ることはまったくないのか?

そうではありません。ただし「狩猟用銃器」と「射撃試合用銃器」に限られます。そのなかでもほとんどの銃器事件は「狩猟用銃」によることです。

他には軍隊から流された拳銃が部隊外で発見されて発見されることがたまにあります。もともとはあり得ないことですが数十年前、部隊内の銃器管理が甘かった時期に流出されたことが多いです。または、ロシア人などが船を利用し韓国内へ拳銃を持ち運ぼうとしたのが摘発され逮捕された事件なども新聞で読んだことがあります。

韓国で銃器乱射事件について

韓国での銃撃乱射は主に軍・部隊関連で、映画かされた「シルミド」事件を始めにして2018年まで10回程度の銃器乱射事件がありました。(メディアに公表された事件たけを基準)

軍と関連がない銃器乱射事件は2018年まで6回がありましたが、5回が狩猟用銃器事件、残り1回は手作りの銃器による事件でした。

以上韓国で人に向けて銃を発砲した事件について書きましたが、政府がデモを止めるために発砲した事件や、軍隊で自殺のため銃器を使用した事件などは含まれていません。おそらく韓国で銃器関連事件といえば暴力団体とは縁がなくて、軍隊内での自殺事件に繋がることが多いと思います。
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