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知らないと損する飛行機の荷物情報

掲載 : 2017.10.31
[日韓交流] 韓国人と交流しませんか? 最近、韓国のチェジュ航空や日本のピーチ航空のような格安航空会社(Low Cost Carrier; LCC)を利用する人が増えています。低価格運賃はとても魅力的ですが、格安航空会社は運べる荷物の重量や個数を厳しく制限することが多く、荷物が多い場合には、予想外の支出が発生することもあります。

飛行機は出発地と到着地との距離やチケットの種類により「機内持ち込み手荷物」と「受託手荷物」の制限に差があります。筆者がよく利用するのは日韓を行き来するチェジュ航空で、ここではその体験を踏まえて記事を書いています。当然ですが、航空会社や現場の空港職員によって制限やチェックの厳格さなどが異なるので、参考情報としてお読み下さい。

機内持ち込み手荷物について

格安航空会社の場合、機内持ち込み手荷物の制限数は1~2個、制限重量はすべての持ち込み手荷物の重さの合計が10kg以下であることが一般的です。(詳しい航空会社別機内持ち込み重量情報はこちらで)

制限数が1個の場合もありますが、それとは別に身の回り品をもう一つ(ただし、重量の合計が重量制限を超えない範囲内)持ち込みができます。しかし、実際には2~3個の荷物を持っていて重さや大きさが規定をかなり超える場合ではない限り一般的には問題になることが少ないようです。
機内持ち込み手荷物のサイズ制限の一例<br />※航空会社によって異なる
機内持ち込み手荷物のサイズ制限の一例
※航空会社によって異なる
航空会社が気にするのは、1人の乗客が原因で他の乗客の荷物を載せられなくなったり、重量オーバーした荷物が原因で機体の重量が重くなって燃料代がさらにかかったりすることです。通常は荷物の数についてはそこまで厳格ではありません。

ただし、今まで機内持ち込み手荷物検査に遭遇したことが一度もなかったのに、ある日、搭乗客一人ひとり全員が機内持ち込み手荷物の検査をされ重量を量られ、多くの乗客が追加料金を支払ったというピーチ航空利用者の体験話もあります。

受託手荷物について

受託手荷物とは飛行機に乗る際に、機内に持ち込まず航空会社に預けてしまう荷物のことを言います。最近の航空会社を見ていると、持ち込み手荷物に比べ、受託手荷物の重量や数の制限を厳しくするようになりました。特に格安航空会社は制限を超える荷物に対して請求する追加料金が重要な収入原になっているので受託手荷物の数と重量をもっと厳しくチェックしています。

制限重量は厳格に守らなければならないの?

例えば、制限重量が15kgならば15.9kgまではOKですが、16kg以上は追加料金を請求されます。

2人が複数の荷物を預ける時には?

家族や友達と飛行機に同乗する場合、荷物を預ける手続きを同時に行うことが多いです。例えば、1人15kgが制限の場合、2人で30kgがボーダーラインとなります。このとき、2人分の荷物の重さの合計が30kgならば、一方の荷物の重量が15kgを超えても問題ありません。つまり、20kgの荷物1個と10kgの荷物1個という組み合わせでもOKということです。

もっと詳しく説明すると、上で15kgの重量制限がある場合、実際には15.9kgまでOKだと書きました。そこまで考慮した場合、2人が2つの荷物を預ける場合、15.9kg+15.9kgで31.8kgまで預けられるということになります。

持ち込み手荷物と受託手荷物の重量が少しだけ規定を超えた場合

持ち込み手荷物と受託手荷物に分散した荷物の重量が基本制限をオーバーした場合、望ましい解決方法は追加料金を払って荷物を預けることです。しかし、わずか1~2kg程度オーバーしただけで、1カバン分または1単位分の追加料金を払ううとなると悩みますね。この場合、受託手荷物を制限ぎりぎりまで詰めて残りは持ち込み手荷物として持ち運ぶことができます。

機内持ち込み手荷物検査では、視覚的に確認して重量や大きさが明らかに規定を違反していると思われる場合を除き、厳重にチェックしないのが一般的です。乗客が1~2kg程度制限重量を超えた荷物を持ち込むことについては分かっていても黙認しているケースも多いです。

その理由としていろいろ考えられますが、1つは免税店で購入したものにより重量や大きさが規定基準を超えることが少なくないからです。もう1つはすべての乗客について1~2kg程度の重量オーバーまで厳しく持ち込みの荷物をチェックしていては飛行機の出発が遅れる原因になるからです。

受託手荷物の重量が大丈夫か曖昧な時には

例えば、15kg重量制限があるのに17kg近い荷物を預けようとしている場合、または重量制限が15kgか20kgなのか分からない場合はどうすればよいでしょうか?

万が一、重量制限にひっかかった時に対処できる荷物の詰め方をします。15kg(許容範囲15.9kg)を超える分の荷物は、簡単にカバンから取り出せるよう仕分けしてカバンに詰めておくのです。そうすると重量制限にひっかかったとしても、重量をオーバーした分の荷物だけその場ですぐに取り出せるので慌てることもありません。

こんなことも

これはチェジュ航空利用時の目撃談です。同じ航空会社にもかかわらず、韓国発(日本着)の受託手荷物の重量検査がゆるく、1~2kg程度は制限重量基準を超えても多めに見てもらえた乗客がいましが、日本発(韓国着)の検査ではチェックが厳しく、少しのオーバーでもアウトになっていた乗客を見ました。こんなこともあるんですね。
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知らないと損する飛行機の荷物情報

掲載 : 2017.10.31
[日韓交流] 韓国人と交流しませんか? 最近、韓国のチェジュ航空や日本のピーチ航空のような格安航空会社(Low Cost Carrier; LCC)を利用する人が増えています。低価格運賃はとても魅力的ですが、格安航空会社は運べる荷物の重量や個数を厳しく制限することが多く、荷物が多い場合には、予想外の支出が発生することもあります。

飛行機は出発地と到着地との距離やチケットの種類により「機内持ち込み手荷物」と「受託手荷物」の制限に差があります。筆者がよく利用するのは日韓を行き来するチェジュ航空で、ここではその体験を踏まえて記事を書いています。当然ですが、航空会社や現場の空港職員によって制限やチェックの厳格さなどが異なるので、参考情報としてお読み下さい。

機内持ち込み手荷物について

格安航空会社の場合、機内持ち込み手荷物の制限数は1~2個、制限重量はすべての持ち込み手荷物の重さの合計が10kg以下であることが一般的です。(詳しい航空会社別機内持ち込み重量情報はこちらで)

制限数が1個の場合もありますが、それとは別に身の回り品をもう一つ(ただし、重量の合計が重量制限を超えない範囲内)持ち込みができます。しかし、実際には2~3個の荷物を持っていて重さや大きさが規定をかなり超える場合ではない限り一般的には問題になることが少ないようです。
機内持ち込み手荷物のサイズ制限の一例<br />※航空会社によって異なる
機内持ち込み手荷物のサイズ制限の一例
※航空会社によって異なる
航空会社が気にするのは、1人の乗客が原因で他の乗客の荷物を載せられなくなったり、重量オーバーした荷物が原因で機体の重量が重くなって燃料代がさらにかかったりすることです。通常は荷物の数についてはそこまで厳格ではありません。

ただし、今まで機内持ち込み手荷物検査に遭遇したことが一度もなかったのに、ある日、搭乗客一人ひとり全員が機内持ち込み手荷物の検査をされ重量を量られ、多くの乗客が追加料金を支払ったというピーチ航空利用者の体験話もあります。

受託手荷物について

受託手荷物とは飛行機に乗る際に、機内に持ち込まず航空会社に預けてしまう荷物のことを言います。最近の航空会社を見ていると、持ち込み手荷物に比べ、受託手荷物の重量や数の制限を厳しくするようになりました。特に格安航空会社は制限を超える荷物に対して請求する追加料金が重要な収入原になっているので受託手荷物の数と重量をもっと厳しくチェックしています。

制限重量は厳格に守らなければならないの?

例えば、制限重量が15kgならば15.9kgまではOKですが、16kg以上は追加料金を請求されます。

2人が複数の荷物を預ける時には?

家族や友達と飛行機に同乗する場合、荷物を預ける手続きを同時に行うことが多いです。例えば、1人15kgが制限の場合、2人で30kgがボーダーラインとなります。このとき、2人分の荷物の重さの合計が30kgならば、一方の荷物の重量が15kgを超えても問題ありません。つまり、20kgの荷物1個と10kgの荷物1個という組み合わせでもOKということです。

もっと詳しく説明すると、上で15kgの重量制限がある場合、実際には15.9kgまでOKだと書きました。そこまで考慮した場合、2人が2つの荷物を預ける場合、15.9kg+15.9kgで31.8kgまで預けられるということになります。

持ち込み手荷物と受託手荷物の重量が少しだけ規定を超えた場合

持ち込み手荷物と受託手荷物に分散した荷物の重量が基本制限をオーバーした場合、望ましい解決方法は追加料金を払って荷物を預けることです。しかし、わずか1~2kg程度オーバーしただけで、1カバン分または1単位分の追加料金を払ううとなると悩みますね。この場合、受託手荷物を制限ぎりぎりまで詰めて残りは持ち込み手荷物として持ち運ぶことができます。

機内持ち込み手荷物検査では、視覚的に確認して重量や大きさが明らかに規定を違反していると思われる場合を除き、厳重にチェックしないのが一般的です。乗客が1~2kg程度制限重量を超えた荷物を持ち込むことについては分かっていても黙認しているケースも多いです。

その理由としていろいろ考えられますが、1つは免税店で購入したものにより重量や大きさが規定基準を超えることが少なくないからです。もう1つはすべての乗客について1~2kg程度の重量オーバーまで厳しく持ち込みの荷物をチェックしていては飛行機の出発が遅れる原因になるからです。

受託手荷物の重量が大丈夫か曖昧な時には

例えば、15kg重量制限があるのに17kg近い荷物を預けようとしている場合、または重量制限が15kgか20kgなのか分からない場合はどうすればよいでしょうか?

万が一、重量制限にひっかかった時に対処できる荷物の詰め方をします。15kg(許容範囲15.9kg)を超える分の荷物は、簡単にカバンから取り出せるよう仕分けしてカバンに詰めておくのです。そうすると重量制限にひっかかったとしても、重量をオーバーした分の荷物だけその場ですぐに取り出せるので慌てることもありません。

こんなことも

これはチェジュ航空利用時の目撃談です。同じ航空会社にもかかわらず、韓国発(日本着)の受託手荷物の重量検査がゆるく、1~2kg程度は制限重量基準を超えても多めに見てもらえた乗客がいましが、日本発(韓国着)の検査ではチェックが厳しく、少しのオーバーでもアウトになっていた乗客を見ました。こんなこともあるんですね。
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