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アルムダウンガゲ(아름다운가게/美しい店)

掲載 : 2017.6.18

パク・ウォンスン(박원순/朴元淳) - 35代、36代ソウル(서울)市長が2002年設立した法人機関です。「アルムダウンガゲ(아름다운가게/美しい店)」という名前だけではどんな店なのかが分かり難いですね。

一言でまとめるとアルムダウンガゲはリサイクルショップです。使えなくなったものを寄付すると、それを安く売りその利益を貧しい人々、助けが必要な人々、NGOのような公益団体、社会的企業に提供する店です。

私はDVDを記録するDVD-Rというパソコン部品を100円で買ったことがあります。当時中古価格5,000ウォン(約500円)だったのでかなりお得な購入でした。

アルムダウンガゲでは店が基本的にリサイクルショップですが、店が作った新品の商品や木魚から寄付された新品の商品もあります。

寄贈箱泥棒

アルムダウンガゲに寄贈する人のためにある寄贈箱をこっそり開けて盗む人がたまにいます。もちろん目的はたま寄贈される高価の物です。特に裕福層が多い江南(강남/カンナム)地域ではブランド物の寄贈もあるのでよく標的になっています。

狎鴎亭(압구정/アックジョン)店はブランド専門店

裕福層が多い地域では高価のブランド物が寄付されることがあると噂が広がり、ブランド物を安く買いたがる人や業者がアルムダウンガゲを利用することが増えて来ました。そしていつからかはよく知りませんがアルムダウンガゲはそういうブランド物を選別し専門的に販売する「ブランド専門アルムダウンガゲ」を出店しました。価格設定問題があるようで、これについては下に詳しく書きます。

ブランド専門店の問題

専門鑑別師がいないせいなのか価格が新品より高かったり、普通の中古屋より高い場合もあるようです。アルムダウンガゲは価格が安い代わりに払い戻し、交換ができません。1,000ウォン(約100円)程度で買った安いものならば問題ありませんが、ブランド専門アルムダウンガゲでは買った高価のブランド品ならば話が変わります。その上、たまには偽物を寄付している人がいて、それを高く買った後払い戻しや交換ができなく困っている人々の話も新聞に載ったりします。関連記事は➔ こちらへ

ソウル(서울)市長がただで寄贈されたものでブランドショップを運営しているという非難もありますが、利益を100%社会に還元しており、大事な寄贈品を無条件安く売るよりは適切な値段で売り、多い人々を助けるのが重要だというのが店の主張です。

ホームページ : http://www.beautifulstore.org

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