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SSHやFTPなどのポート番号を変える時、どの番号を使ったらいいの?

掲載 : 2017.12.2
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?

自由に使えるポート番号の範囲は1024から49151の間

皆さんがSSHやFTPなどのポート番号を変える時には1024から49151の間で選んで下さい。それ以外の番号を使用した場合には問題が生じる可能性があります。もっと詳しい理由は下の「ポート番号の範囲について」を読んで下さい。

ポート番号の範囲について

ポート番号は0から65535まで合計65536個のポート番号が存在しますが、次のように3つの種類に分けられその範囲が決まっています。

一般的なポート番号範囲

  1. 0 ~ 1023
通常UNIX/LINUXのroot権限でしか使用できないポート番号の範囲で、「予約ポート」と呼ばれています。システムにより使用が予約されていると思えば理解しやすいです。

登録済みのポート番号範囲

  1. 1024 ~ 49151
これは主にサーバーソケットとして使用するポート番号の範囲です。皆さんがSSHやFTPのポート番号などを変更する場合はこの範囲の中で選んで下さい。

動的ポート範囲

  1. 49152 ~ 65535
Wikipeidaなどで「自由に使用できるポート番号」と書かれているポート範囲ですが、注意が必要です。

これはクライエントがサーバーのソケットを生成するため自動的に振り分けられるポート番号の範囲です。この範囲の中のポート番号をSSHやFTPなどで使用できないのではありませんが、同じポート番号をサーバーが使用する場合どっちかが正常に動作しないようになるのでみなさんは絶対使用しないで下さい。
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?
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