日韓夫婦が韓国に住むために必要な「結婚ビザ」の取得方法を知ろう！

掲載 : 2017.7.28

です。（以下「結婚ビザ」で表記）
➔ 「ビザ」の意味から知りたい

実は、ビザには「結婚移民ビザ(F-6)」以外にも、「留学ビザ(D-2)」や「観光就労ビザ(H-1)」など、在留目的や在留期間に応じていろいろあります。
➔ 「ビザ」の種類をもっと詳しく

結婚により韓国に移住するから、「結婚移民ビザ(F-6)」のビザが必要ということですね。

もちろん、旅行者のようにビザなしで韓国に入国することはできますが、その場合は最大90日までしか滞在できません。長期滞在できるようにしてくれるのが「ビザ」なんです。

では、どうやって結婚ビザを取得するのか、まずは全体の流れを大まかに見てみましょう！

「結婚」から「結婚ビザ取得」までの流れ

詳細は後述するので、まずは大まかな流れを見てみましょう。

結婚から結婚ビザ取得までの流れ

１．日韓両国に婚姻届けを提出する
　　　↓
２．「結婚ビザ」の申請をする
　　（日本にある韓国大使館・領事館で）
　　　↓
　　　↓
　　ビザの審査
　　　↓
３．「結婚ビザ」が発行される
　　　↓　「結婚移民ビザ（F-6）」
　　　↓　
４．日本を出国
　　　↓
５．韓国に入国
　　　↓※ビザがないと6の申請ができない
　　　↓
６．「ビザの延長(=外国人登録証)」の申請
　　　↓（韓国の出入国管理事務所で）
　　　↓
７．「ビザ延長」手続き完了
　　(=「外国人登録証(F-6)」発行)
　　結婚移民として1年間の在留資格取得

赤は日本で行う手続き、青は韓国で行う手続きです。

ポイントをQ&Aで把握しよう！

結婚前でも「結婚ビザ」の申請ができるのか？

いいえ。「結婚ビザ」は2人が既に婚姻関係にある状態でないと申請できません。ここでの結婚とは挙式のことではなく、法的な婚姻関係を言います。つまり、「結婚ビザ」申請の前に、日韓両国で婚姻手続きが終わっていなければならないことになります。

日本 → 韓国の順で婚姻届を出す場合

日本の役所に婚姻届けを提出
　↓
韓国の役所、または日本にある「韓国大使館（韓国総領事館）」に婚姻届を提出
※
届出人（日本人）の居住地を管轄する大使館または領事館

韓国 → 日本の順で婚姻届を出す場合

韓国の役所に婚姻届けを提出
　↓
日本の役所（郵送可）、または韓国にある「日本国大使館領事部」に婚姻届を提出

「結婚ビザ」を発行するのはどの国？

日本人配偶者が韓国に入国するためのビザなので発行するのは韓国です。よって、韓国にビザの申請をするのですが、申請する場所は日本です。

「結婚ビザ」の申請方法は？

「結婚ビザ」は、日本にある「韓国大使館」や「韓国領事館」で申請します。
※
届出人（日本人）の居住地を管轄する大使館または領事館でなければ受け付けてもらえません。必要書類を提出し審査に無事通れば、後日ビザが発行されます。
「結婚ビザ(F-6)」は2011年までは韓国国内でも申請が可能でしたが、2011年以降は日本にある「韓国大使館・領事館」でのみ申請が可能となりました。

「結婚ビザ」があればずっと韓国に住めるの？

いいえ。大使館や領事館で発行された「結婚ビザ」は、韓国での滞留期間が90日しかありません。よって、「結婚ビザ」を取得して韓国に入国した後、早めに期間延長の手続きを行わなければなりません。

「結婚ビザ」の期間延長の申請方法は？

「結婚ビザ」の滞留期間(90日)の延長手続きは、住所管轄の「出入国管理事務所(출입국관리사무소)」に必要書類を提出して手続きします。当前「結婚ビザ」を持っていないと期間延長の申請はできません。
手続き完了時に「外国人登録証(외국인등록증)」という身分証が発行され、これが「結婚ビザ(F-6)」の効力を持つものとなります。滞留期間の満了日は「外国人登録証」の発行日から1年。以降は満了日が来るたびに更新手続きが必要ですが、2回目からは2年(子持ちは3年）と期間が長くなります。ちなみに、滞留期間が切れると不法滞在になってしまいます。

左：韓国人の身分証「住民登録証」
右：外国人の身分証「外国人登録証」

この「外国人登録証」に印字されている「결혼이민(F-6)」が、「結婚移民」であることを示しています。この「外国人登録証」は身分証として常時携帯するのがきまりです。

[肥満度チェック] 実は肥満じゃない？

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「結婚ビザ」申請場所、管轄区域の大使館(領事館)とは？へ戻る

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日韓夫婦が韓国に住むために必要な「結婚ビザ」の取得方法を知ろう！

掲載 : 2017.7.28

１．日韓両国に婚姻届けを提出する
　　　↓
２．「結婚ビザ」の申請をする
　　（日本にある韓国大使館・領事館で）
　　　↓
　　　↓
　　ビザの審査
　　　↓
３．「結婚ビザ」が発行される
　　　↓　「結婚移民ビザ（F-6）」
　　　↓　
４．日本を出国
　　　↓
５．韓国に入国
　　　↓※ビザがないと6の申請ができない
　　　↓
６．「ビザの延長(=外国人登録証)」の申請
　　　↓（韓国の出入国管理事務所で）
　　　↓
７．「ビザ延長」手続き完了
　　(=「外国人登録証(F-6)」発行)
　　結婚移民として1年間の在留資格取得

赤は日本で行う手続き、青は韓国で行う手続きです。

ポイントをQ&Aで把握しよう！

結婚前でも「結婚ビザ」の申請ができるのか？

いいえ。「結婚ビザ」は2人が既に婚姻関係にある状態でないと申請できません。ここでの結婚とは挙式のことではなく、法的な婚姻関係を言います。つまり、「結婚ビザ」申請の前に、日韓両国で婚姻手続きが終わっていなければならないことになります。

日本 → 韓国の順で婚姻届を出す場合

日本の役所に婚姻届けを提出
　↓
韓国の役所、または日本にある「韓国大使館（韓国総領事館）」に婚姻届を提出
※
届出人（日本人）の居住地を管轄する大使館または領事館

韓国 → 日本の順で婚姻届を出す場合

韓国の役所に婚姻届けを提出
　↓
日本の役所（郵送可）、または韓国にある「日本国大使館領事部」に婚姻届を提出

「結婚ビザ」を発行するのはどの国？

日本人配偶者が韓国に入国するためのビザなので発行するのは韓国です。よって、韓国にビザの申請をするのですが、申請する場所は日本です。

「結婚ビザ」の申請方法は？

「結婚ビザ」は、日本にある「韓国大使館」や「韓国領事館」で申請します。
※
届出人（日本人）の居住地を管轄する大使館または領事館でなければ受け付けてもらえません。必要書類を提出し審査に無事通れば、後日ビザが発行されます。
「結婚ビザ(F-6)」は2011年までは韓国国内でも申請が可能でしたが、2011年以降は日本にある「韓国大使館・領事館」でのみ申請が可能となりました。

「結婚ビザ」があればずっと韓国に住めるの？

いいえ。大使館や領事館で発行された「結婚ビザ」は、韓国での滞留期間が90日しかありません。よって、「結婚ビザ」を取得して韓国に入国した後、早めに期間延長の手続きを行わなければなりません。

「結婚ビザ」の期間延長の申請方法は？

「結婚ビザ」の滞留期間(90日)の延長手続きは、住所管轄の「出入国管理事務所(출입국관리사무소)」に必要書類を提出して手続きします。当前「結婚ビザ」を持っていないと期間延長の申請はできません。
手続き完了時に「外国人登録証(외국인등록증)」という身分証が発行され、これが「結婚ビザ(F-6)」の効力を持つものとなります。滞留期間の満了日は「外国人登録証」の発行日から1年。以降は満了日が来るたびに更新手続きが必要ですが、2回目からは2年(子持ちは3年）と期間が長くなります。ちなみに、滞留期間が切れると不法滞在になってしまいます。

左：韓国人の身分証「住民登録証」
右：外国人の身分証「外国人登録証」

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目次

結婚ビザ(F-6)とは？

「結婚」から「結婚ビザ取得」までの流れ

ポイントをQ&Aで把握しよう！

日韓夫婦が韓国に住むために必要な「結婚ビザ」の取得方法を知ろう！

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結婚ビザ(F-6)とは？

「結婚」から「結婚ビザ取得」までの流れ

ポイントをQ&Aで把握しよう！